サウダージ第三番 楽譜指示一覧

ディアンス作曲サウダージ第三番の、新版(2005年版)に記載されている情報の訳です。譜読みの際の参考にどうぞ。

私にはイタリア語の知識はありませんので、基本的にオンライン辞書で調べています。伊日翻訳でうまくいかない、意味が通じない場合も多いので、その際は伊英翻訳を挟むようにしています。間違いがあったらごめんなさい。

旧版では基本的にフランス語でした。新版では、文章指示の箇所はイタリア語以外に英語を書いてくれているので、わかりやすく非常に親切です。ディアンスと言うと、楽譜内に必要な指示はすべて書いているため自分の曲はレッスンをしない、と言うことで有名らしいです。そのエピソードにも頷ける、豊富な指示となっています。


二楽章最後の、「消え入るように」からの「弾いているフリをしろ」などは、大変ユニークですね。



楽譜上の指示
(基本イタリア語)
英語 日本語
lento poi accelerando poco a poco   ゆっくり、その後少しずつ加速
 a piacere pleasure 愉快に、楽しみに
dolcissimo the sweetest もっとも甘く
l.v. = laissez vibrer let vibrate 振動させて。響きを止めずに
ben cantando well singing  
liberamente freely  
piu energico more energetic エネルギーをもって
tastiera keyboard 指板
pont. = ponticello   ブリッジよりで
mano sinistra sola alone left hand 左手だけで
scorrevole 流暢な
pochiss. = pochissimo   ほんの少し
deciso decided 決定された
sempre pp e regolare always pp and to regulate  
Trillo prima lento, poi accelerandolo, rallendolo etc   最初の速度でトリル、その後アクセル/ラレンタンドなど
Mentre sempre mantenere lo stesso tempo del ritmo giu While always to maintain the same time of the rhythm down  
al niente to nothing  
faire semblant de jouer pretend to play  
Ritmico e molto preciso Rhythmic and very exact リズミカルに、とても正確に
tempo giusto just テンポちょうどで
en soulevant les doigts de la main gauche by raising the fingers of the left hand 左手を上げることによって、アクセント
2e fois seulement 2nd time only  
stopper toute resonance precedente abruptly stop any resonance preceding 突然、先行しているどのような反響でも止めなさい
soave sweet  
aspro   厳しい
àpre rough 荒々しく
perd. = perdant, perdendosi   弱々しく、消え行くように

あと、ところどころででてくる plp/ flesh は、p(親指)で爪を使わず指頭で弾くようにという指示です。ディアンスはときどきこの指示を使いますね。サティのグノシエンヌ第一番をディアンスは編曲していますが、これだと親指の低音はすべて指頭弾きを指定されています。わざと芯を無くす狙いで面白い弾き方です。サウダージ中で和音弾きおろし個所でこの指示のあるところは、私のスキルですと逆に音が汚くなるため、指板側に弾くだけにしています。

私の演奏は、こちらの記事にて紹介させていただきました。
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