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訃報

本日、年内最後のギター教室レッスンに行ってきました。普段は平日仕事の後に向かうので、なかなか疲れているいるのですが、たまの祝日レッスンは非常に充実しています。

レッスン中に、「ディアンスがなくなったんですね。寂しいもので、また何か彼の曲を弾こうと思っています」という話をしていると、「ディアンスもだけど、佐藤宏和さんが昨日亡くなったんだよ」と・・。まさに絶句でした。

話の中で、昨年には佐藤正美さん、江部賢一さんも亡くなられていたと聞き、本当に言葉がない。みなさん、私のギター人生にかけがえのない音楽を与えてくださった方々です。


亡くなられた方への一番の供養は、折に触れて思い出すことかと思います。みなさんの残された音楽を携えて、時に思い出しながらその音楽を奏で続けていきたいと思います。

今年ももうすぐで終わりですね。冷え込みの厳しい日もでてきています。みなさんもご自愛ください。


以前にもこのブログで取り上げたことがありますが、私の好きな小説家の好きな作品から、死にまつわる好きな言葉を引用します。


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「あんたさ」老女はその後で、唇をさほど開かず、呼吸のついでのようにいった。「人が死ぬことってどう思う?」
「特別なことではない」私は素直に答える。彼女自身が昨日、人はみんな死ぬ、と発言したばかりだった。
「そう、全然、特別じゃない」老女はなぜか嬉しそうに言う。「でも、大事なことだよね」
「特別ではないのにか」
「たとえばさ、太陽が空にあるのは当たり前のことで、特別なものではないよね。でも、太陽は大事でしょ。死ぬことも同じじゃないかって思うんだよね。特別じゃないけど、まわりの人にとっては、悲しいし、大事なことなんだ」
「それがどうかしたのか」
「どうもしない」白髪の老女は笑う。

伊坂幸太郎「死神の精度 死神対老女」より

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「この世は怖い。人生は大きい。この三日間でつくづく俺はそう思た。人間は死ぬよ。哀しむべきことやない。ただ、人が死ぬということは寂しい。そやから人生は、やっぱり寂しいもんなんや。しかし、俺は生きて生きて生き抜くぞ。乞食になり果てても、気が狂うても、俺は生き抜くぞ。そうやって必ず自分の山を登ってみせる」

宮本輝「青が散る」より

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プロフィール

麻尾 佳史
Yoshifumi Asao

1981年、兵庫県出身。大阪大学大学院工学研究科博士前期課程修了。
10歳より独学でクラシックギターを始める。
大学在学中にクラシックギター部に在籍し独奏・重奏活動を行い、
第28回日本ギター音楽大賞アンサンブル部門にて銀賞受賞。
2003年より猪居信之氏に師事。また新井伴典・松下隆二・岩崎慎一・福田進一・宮下祥子・池田慎司各氏のマスタークラスを受講(受講順)。
現在、大阪を中心にカフェ・結婚式場、老人ホーム慰問などで演奏活動中。
2009年、ソプラノ歌手の田中裕子氏と「デュオ凪音」を結成し、慰問演奏会を開いている。
第41回/第42回ギター音楽大賞リベラル部門にて奨励賞をそれぞれ受賞。

連絡・質問・ご要望等あれば下記アドレスへどうぞ。
asyao[at]hotmail.co.jp
プロフィール

あしゃお

Author:あしゃお
名前:麻尾佳史
住所:兵庫県宝塚市
年齢:昭和56年生まれ

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