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サウダージ第三番(R.DYENSE)

Saudade No.3 (サウダージ第三番)


作曲:Roland DYENS


第53回猪居ギター教室定期演奏会での演奏です。
演奏自体は、指が回らないところやもつれがあったので、少し残念でした。やっぱり、これだ!という演奏をやりきるのは難しいですね。ただし、こう言う一見して格好良く、ただ適当に弾くと何をしてるのかよくわからなくなってしまう曲にじっくりと取り組むというのはいい経験になりました。

演奏会で見ていただいた方に、「今まで見たサウダージの中で前(儀式)と後ろ(終曲)が一番長かった」というコメントをもらいました。 ・・なんでも一番になるのはいいことです(汗)。
技術的に設定した速度(これ以上速く弾けない)というわけではなく、どう弾きたいかを突き詰めた結果としての演奏だったので、何か通じるものがあれば嬉しいです。

曲自体は学生のころから好きで、二楽章なんかは適当にマネしてました。ギタリストに人気があるのはもちろんのこと、ギター以外の楽器を演奏される方にもうけがよく、「ギターってこんなことできるんですね」と驚き喜んでもらえたり、一楽章(儀式)のごちゃごちゃした楽譜を見て「ひぇ~w」となったりと、盛り上がれる曲です。

楽譜の和訳はこちらの記事にまとめています。
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サウダージ第三番 楽譜指示一覧

ディアンス作曲サウダージ第三番の、新版(2005年版)に記載されている情報の訳です。譜読みの際の参考にどうぞ。

私にはイタリア語の知識はありませんので、基本的にオンライン辞書で調べています。伊日翻訳でうまくいかない、意味が通じない場合も多いので、その際は伊英翻訳を挟むようにしています。間違いがあったらごめんなさい。

旧版では基本的にフランス語でした。新版では、文章指示の箇所はイタリア語以外に英語を書いてくれているので、わかりやすく非常に親切です。ディアンスと言うと、楽譜内に必要な指示はすべて書いているため自分の曲はレッスンをしない、と言うことで有名らしいです。そのエピソードにも頷ける、豊富な指示となっています。


二楽章最後の、「消え入るように」からの「弾いているフリをしろ」などは、大変ユニークですね。



楽譜上の指示
(基本イタリア語)
英語 日本語
lento poi accelerando poco a poco   ゆっくり、その後少しずつ加速
 a piacere pleasure 愉快に、楽しみに
dolcissimo the sweetest もっとも甘く
l.v. = laissez vibrer let vibrate 振動させて。響きを止めずに
ben cantando well singing  
liberamente freely  
piu energico more energetic エネルギーをもって
tastiera keyboard 指板
pont. = ponticello   ブリッジよりで
mano sinistra sola alone left hand 左手だけで
scorrevole 流暢な
pochiss. = pochissimo   ほんの少し
deciso decided 決定された
sempre pp e regolare always pp and to regulate  
Trillo prima lento, poi accelerandolo, rallendolo etc   最初の速度でトリル、その後アクセル/ラレンタンドなど
Mentre sempre mantenere lo stesso tempo del ritmo giu While always to maintain the same time of the rhythm down  
al niente to nothing  
faire semblant de jouer pretend to play  
Ritmico e molto preciso Rhythmic and very exact リズミカルに、とても正確に
tempo giusto just テンポちょうどで
en soulevant les doigts de la main gauche by raising the fingers of the left hand 左手を上げることによって、アクセント
2e fois seulement 2nd time only  
stopper toute resonance precedente abruptly stop any resonance preceding 突然、先行しているどのような反響でも止めなさい
soave sweet  
aspro   厳しい
àpre rough 荒々しく
perd. = perdant, perdendosi   弱々しく、消え行くように

あと、ところどころででてくる plp/ flesh は、p(親指)で爪を使わず指頭で弾くようにという指示です。ディアンスはときどきこの指示を使いますね。サティのグノシエンヌ第一番をディアンスは編曲していますが、これだと親指の低音はすべて指頭弾きを指定されています。わざと芯を無くす狙いで面白い弾き方です。サウダージ中で和音弾きおろし個所でこの指示のあるところは、私のスキルですと逆に音が汚くなるため、指板側に弾くだけにしています。

私の演奏は、こちらの記事にて紹介させていただきました。

父の日


今日は父の日ですね。

義理の父にビールを送るついでに、自分用にも買っちゃいました。よなよなの里の父の日ギフトです。

自分で自分宛に買ったギフトなのに、「世の中のお父さん、いつもお仕事お疲れ様」とか言うメッセージに泣きそうになりました。(笑) 疲れてるんでしょうかね、、

日本のビールはラガーが主流ですが、私はエールビールがけっこう好きなんですよね。試されたことのない方はぜひ飲んでみてください。よなよなエールが有名で、最近は普通のスーパーとかでもたまに見かけるようななってきているとおもいます。

ギターと関係のない話題でした。ギターもぼちぼち頑張ってます。

心構え

またまた更新が滞ってしまいました。それなりに元気にやっています。

先日、友人の結婚式に参加させていただき、祝辞を述べる機会を頂きました。大変有難いことです。

結婚式で挨拶を、と言うと、ギター片手にはこれまで両指で足りないくらいさせていただきましたが、ギター演奏なしで祝辞のみと言うと逆に初めてではないかと思います。不思議ですね、逆に緊張しました(笑)。

と言いましても、友人の慶事を祝うと言う心構えは同じこと、お祝いと、これまでの感謝の気持ちを述べさせていただきました。お二人、どうかお仕合わせに。

さて、ギターに関して、ひょんなことから今度人前で演奏を披露させていただく予定ができました。急に決まって時間が全然ないのですが、頑張って指と気持ちを持っていきます。で、以前の私ですと、いい格好しいだも思われないかな、でしゃばりだと疎まれないかな、など色々悩むこともありましたが、

結婚式でそのスタンスに悩み続けた結果、「お祝いの気持ちを表現する手段としてのギター」 「クラシックギターのよさを伝えるための曲と演奏」と言う自分なりの答えにたどり着きました。それからは悩むことはなくなり、すっきり心を込めて演奏を届けることができるようになりました。

次の機会は結婚式ではないのですが心構えは同じこと、皆さんに心暖まる時間と、クラシックギターのよさをお届けできるよう頑張ります。
プロフィール

あしゃお

Author:あしゃお
名前:麻尾佳史
住所:兵庫県宝塚市
年齢:昭和56年生まれ

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