お勧めの簡単な曲

先日、ギターを始めて1年目くらいの方にお勧めの曲はないですかと聞かれたことがありましたので、私の独断と偏見によるお勧め集を紹介したいと思います。よろしければ参考になさってください。

ざっくり上から下へいくに従って難しくなって行くと思います。(かなりざっくりで、根拠はありませんのであしからず f^^;)

・ノクターン(C.ヘンツェ)
・舟歌(N.コスト)
・マリアルイサ(サグレラス)
・小さなロマンス(ワルカー)
・ぴかぴかワルツ(ベネズエラ民謡)
・ラグリマ、アデリータ(F.ソル)
二つのワルツ(F.クレンジャンス)
シンプルソング(佐藤弘和)
・バーデンジャズ組曲の第一楽章シンプリスタス(イルマル)の前半 
・11月のある日(ブローウェル)の前半
Wating for Dawn(A.ヨーク)

番外編として、カルカッシの25のエチュードは、常にやっとけばいいかと思っています。



ところで、簡単な曲とは何か、と言うのは実は難しい問題ですね。

単純に定義するならば、簡単な曲=譜読みがし易い曲=音数の少ない曲 と考えがちかも知れません。しかし、実際にはことはそう単純ではないですね。

例えば、大編成のアンサンブルでたった一人が唯一ヶ所だけ音を間違えたとしても、これは耳の肥えた人でないと気付かないでしょう。もちろん音にもによりますけど、残念ながら私は気づけないのではないかな。これに対して、バック演奏なしで一人で歌う歌手は、一ヶ所音程をはずしてしまうとみんなにばれてしまいます。同じ事がクラシックギターの演奏にも言えるのではないでしょうか。

もっとも簡単な曲は、極端に言うと一つの弦で単音によりメロディを奏でるパターンです。これは確かに譜読みをし、音を出すのは簡単なのですが、ミスをごまかすことができません。音の単純さに比例して演奏失敗時のリスクが増大していると言えます。もっと言うと、曲の表現などもごまかせませんね。音が単純であればあるほど奏者の技量が明確になると言うことができます。

これに対し、複雑な和声が早いリズムで続く曲では、ちょっとしたミスは致命傷になりえません。リズムとテンポがキープできれば、聞き流してしまえます。音数の多さによって演奏失敗時のリスクを下げることができます。また、弾けているだけですごい、と言うインパクトが与えられますので、実はその分演奏者にとって有利と言うこともできます。

ギターをやっていて色んな複雑な指の動きができるようになってくると、いわゆる「難曲」を弾くのが楽しくてしようがなくなりますよね。しかし、音数の少ない曲を「簡単な曲だ、レベルの低い曲だ」と断罪するのでなく、それらをどうやって料理するかを考えることが、実はさらなるレベルアップへの隠された道かも知れません。

この記事で上げている曲は、譜読み・運指はそこまで難しくないと言う意味で、初心者の方にお勧めできる「簡単な曲」であると同時に、最近難曲ばかり弾いていて伸び悩まれている方にもお勧めできるのではないかと思います。初心に返ることはいつでも重要ですね(と自分に言い聞かせる・・)

PS:
メッセージを下さっていたRさん、ありがとうございました。連絡をしたつもりですが、もし届いていなかったら申し訳ありません。いずれまとめようと思っていたので、今回記事にしてアップしました。

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『夢』はなんですか

明けましておめでとうございます。今年も宜しくお願い致します。

信念を迎えられて、今年の抱負を新たにされている方も多いかと思います。
昨年末に読んだ本で、『夢』と言う言葉に関する非常に興味深い言葉に出会いましたので紹介したいと思います。


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同じ職場の仲間とパネルディスカッション形式の講演をやったときのことです。このときはこれから社会に出る若者がオーディエンスでした。若者は自分の夢を語ります。「ある分野の資格を取って、専門能力を身につけたい」とか「グローバルに活躍できる人材になりたい」とか「ベンチャー企業を興して起業家として成功したい」とか、そうした話が出てきます。そこでパネリストの一人だった小林三郎さんがこう言いました。「それは個人の『欲』です。『夢』という言葉を使わないでください。」私は横で聞いていて心底しびれました。

人間は多かれ少なかれ利己的な生き物です。誰も自分が一番かわいい。しかし、その一方で人間はわりとよくできているもので、自分以外の誰かに必要とされたり、喜ばれたり、感謝されたり、そういう実感を得たときに、一番嬉しく、一番自分がかわいく思えるものです。それが人間の本性だと思います。
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(ストーリーとしての競争戦略 楠木建:東洋経済新報社)


同じ目標にすることでも、『夢』と言うのと『欲』と言うのでは印象ががらりと変わってしまいますね。
みなさんの<夢>は、『夢』ですか?『欲』ですか?言葉の再定義だけで、個人の生き方までも変わってしまうほどの影響があることかも知れないと感じました。

ちなみに、私の夢は、「クラシックギターの良さを一人でも多くの方に伝えること」です。少しずつでも叶っているといいな。

PS:
念のため、今日ご紹介した本は「戦略の神髄は思わず人に話したくなるような面白いストーリーにある」(本書の帯より)と言う経営の本で、別に夢について語っている本ではありません。とはいえ、経営の本には珍しく、とても面白くて続きが読みたくなる本でした。お勧めですよ。

プロフィール

あしゃお

Author:あしゃお
名前:麻尾佳史
住所:兵庫県宝塚市
年齢:昭和56年生まれ

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