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猪居ギター洋室レッスン(11/27)

猪居ギター洋室レッスン(11/27)


12/5の猪居ギター教室の定期演奏会に向けて発表曲の練習。

今回のレッスンで、ガボット・ショーロのリズムが自然と2拍子に感じられるようになり、流れが作れるようになった。リズムの緊張と弛緩、溜と解放の感覚がわかったことが非常に大きい。
この感覚を他の曲にも展開できるように、一般化していきたい。

○Gavotta-Choro
・出だしの四分音符(ファ#)を少し長めに保ち、そこで溜めたエネルギーを解放するつもりで次の八分音符(ソファ#)を弾く。→これを意識することで、ソファ#ラソファ#ミが一つの固まりとして流れるようになった。
・上記の流れのおかげで、2拍子の大きなまとまりも非常に感じやすくなった。今までは、低音の二分音符で無理矢理拍を作っている感じがあったが、それが解決した。
・出だしだけでなく、同じリズムパターンのところすべてで意識する。
・F#mの最後のハーモニクスのところ、rall.をかけすぎでで流れが途切れているので注意する。


○Valse Choro(二つのワルツより)
・弱い音が上手く使えていないと自分で思っていたので相談。→確かに、全体的に頑張りすぎてる感じはしますね・・とのこと。中間部(低音がメロディーになるところ)を全体的に静かにすることに。
・また、中間部では高音の和音でリズムを感じさせてしまわないように静かに響かせること。
・Bm7→B7→Eのところも、緊張は強さでなく響きで作るように。高音の和音で安易に大きな音を使わない。

○Valse Francaise(二つのワルツより)
・リズムの揺らしすぎに注意(これはいつも何の曲でも言われているな・・)
・曲の最後、低音の流れを意識して高音のメロディがおろそかになっている。rit.直前のシの音を大切に。


ところで、12/5の猪居ギター教室定期演奏会にはコンクール入賞者も大勢出演されますので紹介しておきます。

・第35回ギター音楽大賞グランプリ(優勝) 猪居亜美さん
・第18回山陰ギターコンクール プロフェッショナル部門第2位 閑喜弦介さん
・第37回日本ギターコンクール小学生の部 読売賞(優勝) 小玉紗瑛さん

他にも、コンクールで入賞経験をお持ちの方や、ライブなどで演奏している方がたくさんいらっしゃいます。
詳しくは、猪居ギター教室のホームページのギタリスト紹介・コンクール実績をご覧ください。→コチラ
無料ですので、クラシックギターの響きを生で楽しみたい方は是非お越し下さい。
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Tears in Heaven

昨日、前から欲しかった楽譜を購入しました。村治佳織ギターソロコレクションvol.2です。

色々弾きたい曲がありますが、今回はこの中から「Tears in Heaven」の紹介をしたいと思います。
この曲は言わずと知れた、Eric Claptonによる名曲です。これの佐藤弘和さんによる編曲物が掲載されています。Claptonの歌う原曲はキーAmajor(♯3つ)なのに、編曲物はキーEmajor(♯4つ)に移調されているんですね。

これは、タイトルにともなう佐藤弘和さんの遊び心が理由です。
Tears in Heavenの「Tears」は英語で「涙」のことですが、スペイン語では「Lagrima」と言います。そして、クラシックギターで「Lagrima」と言えば、これはもうFrancisco Tarregaによる名曲「Lagrima」のことなんですね。

Francisco Tarregaは、19世紀末から20世紀の頭にかけて活躍したスペイン出身のクラシックギターの演奏家・作曲家で、現代のクラシックギター奏法の基礎を作ったとまで言われる人物です。彼の手による曲には、クラシックギターを知らない人にも有名な貴重な曲「アルハンブラの想い出」などがありますね。その他にも傑作を多数遺していますが、その一つが「Lagrima」で、キーEmajorとEminorによって構成されてます。

佐藤弘和さんは、「涙」繋がりと言うことで、この「Lagrima」のモチーフを引用するために「Tears in Heaven」をEmajorに移調して編曲されたんですね。さらには、Lagrimaの構成を模してか、中間部には原曲にないEminorの部分もでてきます。そう言う意味では、「遊び心」と言うよりは、Tarregaに対する尊敬の念と言った方が適切かも知れません。


ところで、楽曲「Tears in Heaven」の中で、実際に歌詞として「Tears in Heaven」と歌われるのは一カ所だけだってご存じですか?
この曲は、4歳で事故死してしまった息子を想いClaptonが作った曲で、「もし天国で君に会えたら・・」と言う歌い出しで始ります。そして、「でも私は強く生きていかなければならない、なぜなら"I know I don't belong here in heaven"私はここ天国にいるべきではないから」と続きます。そうです、「tears in heaven」ではなく「here in heaven」なんです。1番も2番もここの歌詞は同じです。キーCmajorの展開からさらに間奏を挟んだ3度目に、初めて、そして唯一回「Tears in Heaven」と言う歌詞が登場します。そこの歌詞を引用します。

"Beyond the door there's peace, I'm sure. and I know there'll be no more tears in heaven" 
(扉の向こうに安らぎがある。天国にはもう涙はいらないんだ)

メロディーの都合で歌詞の途切れてる上に、タイトルのイメージがあってわかりにくいのですが、"No more Tears" in Heaven なんですね。この曲はおそらく、涙に明け暮れている曲ではなく、涙と決別して強く生きていこうとする曲だと思います。


上記の例をあげるまでもないことですが、ひとことで「涙」と言っても、悲しい涙・怒りの涙・嬉し涙など色々な涙がありますね。昔は「涙=悲しい→minor?」と言う思いこみしか持っていなかったので、TarregaのLagrimaのEmjaorの明るい響きにはあまり思い入れがありませんでした。しかし、色々経験を重ね・・(いつのまにか29歳になりました、、)、、ある時ふと、「涙にも嬉し涙、感動した涙ってあるな」とふと気づいたんです。実感したんです。その瞬間から、TarregaのLagrimaが大切な、大好きな曲になりました。

Tears in Heavenに関しても、「強く生きていこう」と言う前向きな想いがあるからこそ、minorの響きではなくmajorの明るい響きを用いているのかも知れません。

色々な涙を大切にしながら、LagrimaもTears in Heavenも大切に弾いていきたいと思います。


※追記(2011.9.4)
上記編曲の私の演奏もアップさせていただきましたので、もしよろしければお聴き下さい。→コチラ

猪居ギター教室レッスン

猪居ギター教室レッスン(11/17)

前の土日をアンサンブル練習のみに費やしてしまったこともあり、練習不足の状態でレッスンに向かうことに。最初和音が全然響かなくて、冷や汗ものでした。時間が30分くらいしてからようやくましになってほっとしましたが。。

普段は5分もギターに触っていれば修正できて、修正でいない場合でも原因はわかることが多いのですが。(e.g:爪が長い/短い、腕の筋肉が疲れている、など) 今回は何が悪いかわからなかったのが大きな課題でした。

○Gavotta-Choro
・偶数拍の八分音符が詰まるところが多いので気を付ける
・13~15小節目、21・22小節目は、焦らずに、タメをつくる気持ちで
・形式として、D→Bm→D→F#m→Dとなっているが、それぞれの入りをどのように弾くか整理すること
  特に、繰り返し出てくるDは、前後のつながりやこれまでと弾き方を意識した上で、表現を変えるように

○Valse Choro(二つのワルツより)
・リズムを詰めた場合は、その後ろでリズムを戻してやる。波のようなイメージですかね?締める部分があればその分緩めて、全体のバランスが狂わないように。私は特に、「節度あるリズムの崩し方」が苦手だなと感じています。

○Valse Francaise(二つのワルツより)
・上昇する旋律の始まりをわかりやすくするために音をはっきり弾く必要があるが、そこで大きく弾きすぎるとその後の膨らみが不十分になる。旋律の始まりを意識しつつ、その後の膨らみも表現できるようにバランスに注意すること。
・膨らみが十分感じられない別の原因は、無意識のうちの加速にあるかも知れない。インテンポを意識しつつ少しリズムを動かすようにすると、旋律の膨らみ方がよくなったと感じた。
・5小節目の1弦解放ミの音の出し方。はっきり、丁寧に。これまでaの指を使っていたが、mの指を使うことに変更。
・10小節目の高音シの音をどう弾くか、先生と意見交換。色々な方法を試してみようと思う。
・11小節目。最高音ファ#に気を取られていて、最初のラを意識できていないと指摘される。確かに、ラをすることで旋律全体をコントロールできるようになった。

アンサンブルの練習

昨日、アンサンブルの練習を行いました。
大学時代のギタークラブの結婚式が12月にあるので、それの余興でクラシックギターを演奏するために当時の仲間が4人集まりました。大学で3年間一緒に合奏をやり、卒部後もアンサンブルを組みコンクールなどに出場していたメンバーが、なんと7年ぶりにギターを持って集まったのです。

#こう書くとたいそうですが、実際には飲み会でしょっちゅう顔を合わせてます。

私ともう一人の友人で1ヶ月くらい前から編曲作業をしていた2曲を各自練習して集まりました。結婚式まであわせの練習は最初で最後なのでみんな真剣モード(と言うよりはやらなきゃやばいモード)です。
練習を始めた10時頃は、「これは人前で弾けるレベルになるんだろうか・・」と言う暗雲もやもやもやもやの雰囲気でしたが、みんなであーだこーだと編曲案や曲想を言い合いながら練習を続けて、16時くらいにはなんとかものになりました。後はそれぞれで練習して本番に備えるのみです。

アンサンブルと言う形式で曲を演奏するのは、独奏や重奏とまた違った楽しみがあっていいですね。集まって演奏する機会を与えてくれた、結婚する友人に感謝です。

なんだかすごいギタリスト

ネット捜し物をしていて、たまたまなんと言うかすごい動画を見つけました。

ウクライナ出身のGalina Vale(ガリーナ ベール)と言うギタリストの動画です。
私は知らなかったのですが、有名な方のようですね。音楽一家に育って、小さい頃から活躍していたと言った情報が公式サイトに書いてありました。

すごいテクニックなんですが、つっこみどころもいっぱいな感じが・・。いや、本当にうまいんですよ。
ただ、目線とか、衣裳とか、目線とか。

演奏がうまいことに加えて、「どう見られるか」を意識していると言う意味で完璧なるプロフェッショナルだと思います。でも、なんでこんなにカメラ目線・・。



ちなみに、公式サイトのPhoto Galleryはもっとすごいことになっています。
・・最初に動画を見つけた瞬間、色んな意味ですごいなぁって、ちょっとひいてしまう感じがあったんですが、この記事書いてる間にだんだん好きになってきちゃいました。w

ショーロ

以前の日記でも書きましたが、今度ギター教室の定期演奏会で「Gavotta-Choro(Villa=Lobos)」と、「VALSE CHORO(KLEYNJANS)」を演奏する予定です。

両方ともChoroと言うのが共通するので、今まで勉強していなかったのを反省してショーロと言う形式に関して理解を深めたいと思い調べています。

最近、調べるときにまずネットを使ってしまうくせがありまして・・ですが、
Wikipedia「ショーロ」:ショーロ(Choro、Chorinhoとも呼ばれる)は、ブラジルのポピュラー音楽のスタイル(ジャンル)の一つである。19世紀にリオ・デ・ジャネイロで成立した。ショーロという名前は、chorar(ポルトガル語、「泣く」という意味)からついたと言われている。ショーロはアメリカではブラジルのジャズと称されることがあるが、即興を重視した音楽としてはジャズよりも歴史が古い。
と、こう言うのを読んでも、頭で理解できても感覚的にはさっぱりです。
ひとまず、家に「ショーロ・クラブ」さんのCD「MARITIMA」があるのでこれを聞くところから始めたいと思います。

私がこのCDを購入したのは7、8年前で、きっかけは、リラクゼーションミュージックの先駆けとなったイマージュシリーズの第二作・image2に収録されていた「祈りのシチリアーノ」が大好きだったことです。ただし、シチリアーノと言うタイトルからもわかるように、これはショーロ(南米の音楽)ではありません。当然、ショーロクラブさんのCDは「祈りのシチリアーノ」の雰囲気と違っていたため、当時の私は期待はずれに感じてしまい・・あまり聞いていませんでした。

で、この日曜日の朝に、MARITIMAを引っ張り出してきて再生し始めたところ、、これが、、ものすごくいい!! なぜこれをいいと思わなかったのか、昔の自分を疑ってしまうくらいにいい! リズミカルな曲は思わず体が揺れそうになりますが、決してリズムをとることを強制するのではない、その暖かさと透明さの空気感が絶妙です。また、明るい曲だけでなく、切ない曲の雰囲気も胸に響きます。頭よりも心にきます。どういう風にいいのか、もっと説明したいのですがまだまだ言葉にできないので、これからたっぷり聞いて表現できるようになりたいと思います。


ただ、問題は、彼らの演奏が本当に「ショーロ」か?と言うところですよね。彼らのプロフィールを公式ホームページより転載しますと、「笹子重治(アコースティック・ギター)秋岡欧(バンドリン)沢田穣治(コントラバス)の3人によって89年に結成された弦楽ユニット。ブラジルの伝統的な都市型インストゥルメンタル・ミュージック「ショーロ」にインスパイアされながらも、全く独自のサウンドを創造する。」

「全く独自のサウンド」って言い切っちゃってますf^^; 楽器構成自体もいわゆるショーロとは違うようですね。彼らの音楽が素晴らしいのは間違いないとして、ショーロの勉強としては他の楽曲もあたる必要がありそうですね。

あるタンゴ弾きへの哀歌

先日自分の演奏紹介をした あるタンゴ弾きへの哀歌 の私の解釈、およびレッスンで教わったことを書きたいと思います。

I.CONFUSETA(困惑)
・出だしでは「ラソレ」「ドシファ#」「シラソ」の三つの旋律が、それぞれ拍の先頭が重なるように現われる。これは、ピアソラの死を聞いた作者の困惑・動揺が表現されている。感情を整理できない頭の中を様々な想いが去来するため、旋律に重なりが生まれている。5/4拍子になる部分も同様の感情の揺れ。
・10小節目のハーモニクスは追悼の鐘の音
・11小節目の3拍目のファ#も、二分音符で音を伸ばすことから、ハーモニクスと同様に鐘の音を意識する。
・18小節目のピアノにはsub(スビト=急に)がついていることに注意。困惑の感情を表現するため、前小節のクレシェンドから、本当にいきなりピアノにする。聞き手に、「意外さ」を与えることが重要。
・上記と同じく、困惑を表現するため、理由により、1楽章CONFUSETAでは、ピアノやフォルテなどは意外さを伴うように演奏する。聞き手が音の行き先を予測できるような演奏は避ける。
・30小節目のTempo Iは、曲の冒頭のテンポではなく12小節目からのテンポにする。
・曲の最後の方では、単旋律でリズムが取りづらいが、拍を適当にしないよう気をつける。1楽章(困惑)から2楽章(悲しみ)に向けてクールダウン

II.MELANCOLIA(悲しみ)
・ピアソラを意識した作品であることから、この楽章で指示がないところも1,4,7拍目のアクセントを常に意識する。
・旋律が展開せず繰り返しになるのは、悲しみに包まれて感情が展開しないため。
・13、14小節目で同じフレーズが繰り返されるのは上記の象徴。「なぜ?」と言う問いかけ(13小節目)に対して答えは得られず、同じ「なぜ?」と言う問いかけのみが宙を彷徨って返ってくる。
・15小節目のハーモニクスは、1楽章と同じく追悼の鐘。13小節目など同じ作りになっている箇所の低音は、ハーモニクスになっていなくても同じ想いで演奏する。
・41小節目からのPiu mosso(今までより早く)から、ピアソラ節が想起される。ただし、悲しみにくれている中でのピアソラの想い出なので、急な展開にしないよう気をつける。前後とのつながりを切らず、徐々にテンポを早くする。同様に、54小節目のTempo Iも、急にテンポを戻すのではなく、徐々にゆっくりにして、気がついたら最初の旋律に戻っていた、くらいにする。
・1,4,7のアクセントに注意。
・最後の和音は、ピアソラに対するコラール
・61小節目は指使いをソ:4 ド:3にすると、62小節目への展開が楽。

III.EPILOGO
・ピアソラっぽく。1,4,7を意識する。8分音符で音を詰めない。
・特にモチーフとするならば、天使の死。43小節目からの和音などは、天使の死(ベニーテス編)のじゃかじゃか部分で使われる和音と同じ構成。
・半音の衝突をしっかり聞かせる(ソ#とラや、ラ#とシなど)。
・6小節目ピアノsubはしっかりと。
・13小節目でかき鳴らした後、14小節目では落ち着きを取り戻す。気品を出す。
・21小節目からは、調がGメジャーにも関わらず、シ♭が多用されGマイナーの響きとなる。24小節目のシ(ナチュラル)でようやくGメジャーに明るく落ち着くのを感じる。
・同様のことは、50小節目からのEメジャー:Eマイナーでのソ・ソ#の扱いでも言える。
・29小節目からは、間を詰めないように。
・最後のバルトークピチカートで、ピアソラの死を再認識。1楽章(困惑)や2楽章と違い、ここで初めて死の事実を受け入れる。
・レッスンではリズムに関してのアドバイスが圧倒的に多いのだが、ここで言葉で上手く表現できないのが残念と言うか情けないというか・・。

プロフィール

あしゃお

Author:あしゃお
名前:麻尾佳史
住所:兵庫県宝塚市
年齢:昭和56年生まれ

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